『ビジネスマンにもおすすめ!』
食が抱える社会問題が後を絶たない昨今、安心安全なイメージのある北海道産の食材が見直され、海外の食卓においても“北海道ブランド”の人気が高まっている事は周知の通りである。
折しも『北海道洞爺湖サミット』を控え空前の(?)北海道ブーム到来の兆し。
本書では物心ついてからこの方、生まれ育った釧路・札幌を始めとする著者こだわりの食にまつわるエピソードが、愛嬌のある北海道弁を交えて、繊細な舌の記憶と惜しみない食べ物への愛で綴られている。
中でも小六まで著者の過ごした港町釧路ならではの海の幸の食材を使った料理を満面の笑みでがつがつ食べる描写がたまらなく印象深く、今日の著者の運命がこの頃から決まっていたかのようである。
また、北海道産の食材やタイトルに代表される甘納豆赤飯やザンギ、豚肉のすき焼きなど北海道人独特の食べ方、知る人ぞ知るラーメンや蕎麦の老舗、札幌を始め阿寒湖・帯広・函館といった地方の名産品などの紹介も。
ちょっとした歴史も学べる著者独自のユニークな食の考察は「ナルホド!そうだったのか!( ̄□ ̄)!おぬし、なかなかやりますなぁ?!」と唸る位面白くてためになる。
北海道とつながりのあるビジネスマンにとっても話題に事欠かないだろう。大きなチャンスが潜んでいるかも?おすすめの一冊。